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倦怠感(けんたいかん)、だるい

倦怠感(身体がだるい)

健康な人でも、だるさは自覚することはあります。
健常者が感じる疲労は、休息により、回復するものであり、生理的疲労と呼ばれます。
倦怠感は原因別に精神的疲労、生理的疲労、器質性疾患(身体のどこかに原因がある病気)によるものに分けられます。
精神的疲労のうち、内因性精神疾患(統合失調症、うつ病、躁うつ病など)による倦怠感では、西洋医学的治療を優先して行います。
それでも倦怠感が改善しない場合に、補助的に漢方治療を行うことを考慮します。
生理的疲労は、先に述べたように休息によって回復するものですから、休息をすすめます。
器質性疾患による疲労であれば、器質的疾患の治療を優先します。
器質的疾患で倦怠感が出現するのは次のようなものがあります。

  • 感染症
  • 血液疾患
  • 肝・胆道系疾患
  • 腎疾患
  • 循環器・呼吸器系疾患
  • 内分泌疾患
  • 神経系疾患

※その他にも、お薬が原因であったり、慢性疲労症候群が原因であることもあります。

身体診察、採血でも異常がない場合には、精神の病気の有無を確認します。
もし、内因性精神疾患が明らかな場合には、西洋医学的、精神医学的治療を行います。
からだの病気でもなく、精神の病気でもない。
それでも倦怠感が存在する場合には、漢方治療を考えていきます。
もちろん、内因性精神疾患があっても、補助的に漢方治療を行うことは可能です。

倦怠感は気虚(ききょ)の症状の一つ

倦怠感は、漢方医学的には気虚の症状の一つとして捉えられます。
気虚とは、生命エネルギーが低下した状態を指します。
気虚では、倦怠感の他にも、気力がなく、疲れやすい、食欲がわかない、風邪を引きやすい、下痢をしやすい、汗をかきやすい、出血しやすいなどの症状がみられます。

気虚の原因は産生低下か消耗にある

気虚の原因は、①気の産生低下、②気の消耗のいずれかに大別できます。
いずれにしても、新たに気を作り出し、その気を保持していかなければ気虚の状態を改善できません。
気を作り出し、保持することに関与するのは、五臓(ごぞう)のうち、脾(ひ)、肺(はい)、腎(じん)です
脾は、消化吸収に関係するからだの働きを指します。
食べたものを消化吸収することで気が作られます。
肺は、呼吸により身体の外に存在する気を取り込みます。
脾や肺が作り出す気は、生まれた後に作り出された気ということで後天の気(こうてんのき)と呼びます。
腎は父母から受け継いだ先天の気(せんてんのき)を貯めておくのです。
倦怠感の治療、気虚の治療においては、その原因が五臓のうち、いずれにあるのかを考えていくことが必要になります。

注意していただきたいのは、五臓は西洋医学の臓器と同じではありません。
強いて言うならば、からだの働きを5つにまとめたものが五臓です。
肝(かん)、心(しん)、脾(ひ)、肺(はい)、腎(じん)からなります。
例えば、肝は、気の流れを調節し、血(けつと呼びます)を貯蔵し、感情をコントロールする、とされます。
西洋医学の肝臓と働きが全く違いますね。

倦怠感に用いる漢方薬

倦怠感に対する治療では、脾の力をつけて、気を作り出す力を回復することが目標になります。
これを漢方では補脾益気(ほひえっき)と呼びます。
補脾益気を図るために用いられる漢方薬は大きく2つのグループに分かれます。
建中湯類と人参湯類です。

建中湯類

小建中湯(しょうけんちゅうとう)、大建中湯(だいけんちゅうとう)、桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)、黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)、当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)など

人参湯類

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、清暑益気湯(せいしょえっきとう)、茯苓飲(ぶくりょういん)、六君子湯(りっくんしとう)、四君子湯(しくんしとう)、人参湯(にんじんとう)など

※そのほかに真武湯、四逆湯などもあります。

研究学園ななほしクリニック
クリニック名
研究学園ななほしクリニック
診療内容
(診療科目)
漢方内科、心療内科、精神科
住所
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