睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群をご存知ですか?運転中の居眠りから、事故を起こしたケースなどから有名になりました。危険因子としては、肥満、首が太い、中年、男性、家族に睡眠時無呼吸症候群の方がいる、アルコールや睡眠薬の摂取、タバコ、鼻閉などです。ただ、顎の小さい人も気道が狭くなりやすいため、睡眠時無呼吸症候群の原因になります。また、日中の眠気は睡眠時無呼吸症候群の代表的な症状ですが、これは自覚症状です。つまり、個人差があり、日中の眠気の有無だけでは判断できません。いびき、睡眠中に呼吸が止まる、不眠、熟眠感がない、集中力の低下がある場合には睡眠時無呼吸症候群を疑う必要があります。また、睡眠時無呼吸症候群は、高血圧、糖尿病、脂質異常症と合併することが知られています。
参考文献
宮崎泰成、秀島雅之編 いびき⁉︎眠気⁉︎睡眠時無呼吸症を疑ったら 羊土社